Low-Eガラスにはフィルムは貼れないと言われた方へ
2026/07/29
こんにちは Rossiです。
「他の業者さんに相談したら、Low-Eガラスにはフィルムは貼れないと言われました。」
最近、このようなご相談をいただく機会が増えています。
特に新築住宅や築年数の浅い住宅では、Low-E複層ガラスが採用されていることが多く、遮熱や防犯、UVカットを目的として窓ガラスフィルムを検討された際に、このような説明を受けるケースがあるようです。
もちろん、その業者様が間違ったことを言っているわけではありません。
しかし実際には、「Low-Eガラスだから貼れない」というほど単純な話でもありません。
今回は、なぜそのような回答になるのか、そして窓ガラスフィルム施工の可否はどのように判断されるのかについて解説します。
なぜ「貼れません」と言われるのか
最も大きな理由は、ガラスの熱割れリスクです。
窓ガラスフィルムを施工すると、ガラスが太陽熱を吸収する量が変化します。
その結果、ガラスの一部に温度差が生じ、条件によっては熱割れと呼ばれる現象が発生する可能性があります。
特に注意が必要なのが、
- Low-E複層ガラス
- 網入りガラス
- 特殊な構造のガラス
です。
これらは一般的な単板ガラスと比較して判断が難しく、施工条件によってリスクが大きく変わります。
そのため、トラブルを避ける目的で「施工不可」と案内する業者様も少なくありません。
Low-Eガラスにもさまざまな種類があります
実は「Low-Eガラス」と一言で言っても、その内容はさまざまです。
- 遮熱タイプ
- 断熱タイプ
- 網入りタイプ
- アルゴンガス入りタイプ
- ガラス厚の異なるタイプ
など、組み合わせによって性能も構造も異なります。
また、同じLow-Eガラスであっても、
- 南向きの窓
- 西日が強く当たる窓
- 北向きの窓
では受ける日射量が大きく異なります。
つまり、
「Low-Eではないから貼れる」
でもなく、
「Low-Eだから貼れない」
でもありません。
窓ごとの条件を確認しなければ判断できないのです。
業者によって回答が異なる理由
お客様の中には、
「A社では施工不可と言われたのに、B社では施工可能と言われた」
という経験をされた方もいらっしゃるかもしれません。
これは珍しいことではありません。
業者によって、
- 安全を最優先して施工をお断りする
- 現地調査を行って判断する
- 熱割れ計算を実施する
など、判断基準が異なるためです。
特にLow-Eガラスは見た目だけで正確な品種を判断できないことも多く、現地確認やガラス情報の調査が必要になる場合があります。
当社の考え方
高伸プランニングでは、
「貼れます」
とも、
「貼れません」
とも簡単にはお答えしません。
まずは、
- ガラスの種類
- 窓の方位
- 周辺環境
- ご希望のフィルム
などを確認し、必要に応じて熱割れリスクを検討します。
その結果、
施工をおすすめしないケースもあります。
一方で、他社様では施工不可と判断された窓でも、条件によっては施工可能と判断できる場合もあります。
重要なのは、「Low-E」という言葉だけで結論を出さないことです。
最近増えている新築住宅のLow-Eガラスについて
近年の住宅用Low-E複層ガラスは性能が年々向上しています。
特に2020年代以降の住宅では、アルゴンガス入りの高性能タイプが採用されているケースも増えてきました。
そのため、以前の常識だけでは判断できない場面も少なくありません。
窓ガラスフィルムを検討される際は、
- ガラスの品種
- 製造メーカー
- 建築時期
などの情報が分かると、より正確な検討が可能になります。
まとめ
「Low-Eガラスにはフィルムは貼れない」
その説明は、必ずしも間違いではありません。
しかし同時に、
「Low-Eガラスだから必ず施工不可」
という意味でもありません。
窓ガラスフィルムの施工可否は、ガラスの種類だけでなく、方位や日射条件、フィルムの性能など様々な要素によって決まります。
もし他社様で施工不可と言われた場合でも、条件によっては別の選択肢が見つかることがあります。
大切なのは、ガラスの種類だけで判断するのではなく、窓ごとの条件を確認したうえで検討することです。
-Rossi
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高伸プランニング株式会社
住所 :
東京都足立区千住仲町19−2 ホワイトハイム 303
電話番号 :
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