SHATTERPROOF
地震や台風から、大切な暮らしを守るために
東京都では、首都直下型地震や南海トラフ巨大地震、大正関東地震クラスなど、複数の大規模地震が現実的な脅威として想定されています。2022年の被害想定では、都心南部直下地震(マグニチュード7.3)や立川断層帯地震(M7.4)、多摩東部直下地震(M7.3)など、さまざまな地震パターンを想定し被害見積もりが行われています。
また近年では、大型台風や線状降水帯による暴風雨被害も増加傾向にあり、飛来物による窓ガラス破損やガラス飛散事故への備えも重要視されています。
これらの災害が発生した場合、住宅やオフィスの窓ガラスが地震の揺れや強風、飛来物の衝突によって破損し、ガラス片の飛散による二次被害が懸念されます。特に都市部では高層住宅や商業施設が密集しており、窓ガラスの破損が広範囲に及ぶリスクがあります。
飛散防止フィルムは、地震や台風などの災害時にガラス片の飛散を抑制し、避難経路の確保や負傷リスクの低減に役立つ対策として、多くの住宅や施設で採用されています。
地震や台風によるガラス飛散リスクは、事前の対策によって軽減することが可能です。
◎東京都自治体の助成金対象になる可能性があります。(詳しくはこちら)
地震と台風では、ガラスの破損メカニズムが異なります
同じ「ガラスが割れる」という現象でも、力の加わり方や破損に至る過程には違いがあります。
「地震対策」「台風対策」と、どちらも窓ガラスの飛散防止という点では同じように思えますが、ガラスが破損する原因や、そのメカニズムは必ずしも同じではありません。
地震によるガラス破損では、建物の揺れによって窓枠(サッシ)が変形し、ガラスの端部に力が加わることで亀裂が発生することがあります。建物の変形量やサッシとガラスの納まりなどによって破損状況は異なり、必ずしもガラス全面が破損するとは限りません。
一方、台風時のガラス破損では、強風によって飛ばされた小石や枝などがガラス面に衝突し、その衝撃点を起点として放射状に亀裂が広がることがあります。飛来物の大きさや速度、衝突位置などによって、破損の程度も変わります。
つまり、ひとくちに「災害によるガラス破損」といっても、地震と台風ではガラスに加わる力も、破損に至る過程も異なります。
飛散防止フィルムは、ガラスそのものを割れなくするものではありません。万一ガラスが破損した際に、破片の飛散や落下を抑えることが本来の役割です。
そのため当社では単に「厚いフィルムほど安心」と考えるのではなく、どのようなリスクに備えるのかを考えたうえで、使用するフィルムを選定することをおすすめしています
ガラス飛散防止性能は、窓ガラスフィルムの原点であり、現在でも最も重要な機能のひとつです。
ガラス飛散防止フィルムと呼称される製品は基本的には透明ですが、その構造は国内流通する「遮熱」「断熱」「目隠し」「UVカット」等のほとんどの製品と共通です。多くの窓ガラスフィルムにはガラス飛散防止機能が備わっています。
*目隠しフィルムに多い「塩化ビニール基材製品」にはガラス飛散防止性能はありません。ご注意ください。
ガラス飛散防止フィルムの基本構造
フィルムは薄い透明なシートに見えますが、実際には複数の機能層で構成されています。
A)ハードコート(2μ程度の薄膜)
フィルム表面の傷つき防止の為の固いコーティング層。施工時や清掃時のキズからフィルム表面を保護します。遮熱フィルムの遮熱剤はここに含まれていることが多いです。
B)PETフィルム(国産品は主に38μ、50μ、100μ、188μ厚)*JISの飛散防止性能に”厚さ”の規定はありません。PETフィルムは軽量かつ強靭なためガラスフィルムの基材として最適な素材です。外貼用は高耐候PET(UV PET)を用います。
C)粘着剤(国産25-30μ程度、外国産5-20μ程度が多い)
アクリル樹脂系粘着材。一般的に国内製品は比較的粘着剤が厚く、外国製品は薄い。それぞれの特長があるため粘着剤の厚みに依る性能の優劣はありません。
UVカット機能があるのはこの粘着剤の中にUV吸収剤が添加されているからです。
D)剥離フィルム(38μ程度)
粘着層の表面を保護する離形フィルム。施工時には剥がします。
「網入りガラスは鉄製の網が入っているので安全」「強化ガラスは割れないから安全」とお考えの方がとても多いです。
多くのガラス飛散防止フィルムは地震による破損ガラスの飛散を5%以下にするよう設計されています。(JIS A5759規格による)
飛散防止フィルムを貼ってガラスの強度が上がるということはありません。
UVカット機能も付帯してます。
大切な基本性能のひとつです。
ガラス飛散防止フィルムに限らず、ほとんどの窓ガラスフィルムには製品の耐候性向上(長寿命化)を目的としたUVカット性能が付与されており、その二次効果によって人体の健康被害や家財の劣化にたいしての抑制効果があります。
さらにワンランク上の性能をお求めの方にはUVカット性能に特化した”高領域UVカットフィルム”をお勧めします。
飛散防止フィルムの選び方の基準
フィルム厚で必要な機能を選択する
38μ厚
50μ以上が飛散防止フィルム厚の下限だとする施工業者もいますが、日本工業規格(JISA5759)にはフィルム厚の規定はありません。
大手メーカーでも50μに満たない製品も数多く存在します。係る製品の飛散防止性能については都度ご案内いたします。
部分貼りではなくガラス全面に貼ることで効果を発揮します。
地震による災害に効果があります。
50μ厚
各メーカーが「ガラス飛散防止フィルム」として販売している最も一般的な厚みです。
部分貼りではなくガラス全面に貼ることで効果を発揮します。
地震や災害のほか、体重30キロほどの幼児の衝突によるガラス飛散防止効果を想定しています。
100μ厚
各メーカーがワンランク上の飛散防止性能として紹介しています。
部分貼りではなくガラス全面に貼ることで効果を発揮します。
50μ厚の機能に加え、風雨時の飛来物によるガラス飛散防止の効果を想定しています。
200μ厚
通常の飛散防止効果に加えて、一定の耐貫通性能が認められるレベルです。
部分貼りではなくガラス全面に貼ることで効果を発揮します。
窓付近の什器が倒れた場合や、成人が衝突した場合などにも効果を発揮します。
*防犯仕様には性能不十分です。CPマーク適合品をお勧めします。
高伸プランニングはお客様お一人お一人のご要望をお聞きし、ベストなフィルムをご提案させていただきます。
”必要な機能を選択すれば、高価な製品を購入する必要はありません!”