Insulating Film Condensation Test
断熱フィルムの結露防止機能を検証
氷を入れたグラスを使用し、フィルム施工の有無による表面状態の違いを簡易的に比較検証しました。
断熱フィルムは結露対策になるのか?
「断熱フィルムを貼ると結露が軽減する」といった説明を見かけることがあります。
しかし結露は、室内湿度・換気・暖房状況・サッシ性能・外気温など、さまざまな条件が複雑に関係して発生します。
氷を入れたグラスを用いて、フィルム有無による表面状態の違いを簡易的に比較検証しました。
経過観察
5分経過
① フィルムなし うっすらと曇る
② 断熱フィルム うっすらと曇る
③ 遮熱フィルム うっすらと曇る
④ UVカットフィルム うっすらと曇る
10分経過
① フィルムなし 水滴が目立ち始める
② 断熱フィルム ミスト状に曇る
③ 遮熱フィルム ミスト状に曇る
④ UVカットフィルム ミスト状に曇る
※②③④は見えがかり上、ほぼ同様の状態
15分経過
① フィルムなし 水滴が大きくなり、下に垂れ始める
② 断熱フィルム やや粒は大きくなったがミスト状を維持
③ 遮熱フィルム やや粒は大きくなったがミスト状を維持
④ UVカットフィルム やや粒は大きくなったがミスト状を維持
※②③④は見えがかり上、ほぼ同様の状態
20分経過
① フィルムなし 水滴が連続的に下へ垂れていく
② 断熱フィルム 部分的に水滴が垂れるが、概ねミスト状
③ 遮熱フィルム 部分的に水滴が垂れるが、概ねミスト状
④ UVカットフィルム 部分的に水滴が垂れるが、概ねミスト状
※②③④は見えがかり上、ほぼ同様の状態
25分経過(実験終了)
① フィルムなし 水滴が連続的に流れ、全面的に親水状態
② 断熱フィルム 部分的に水滴が垂れるが、概ねミスト状
③ 遮熱フィルム 部分的に水滴が垂れるが、概ねミスト状
④ UVカットフィルム 部分的に水滴が垂れるが、概ねミスト状
※②③④は見えがかり上、ほぼ同様の状態
まとめ
「結露対策」を主目的として考えた場合は、窓そのものの性能確認が重要。
断熱フィルムには、夏場の遮熱、冬場の熱損失低減、紫外線カット、ガラス飛散防止など、多くのメリットがあります。
しかし「結露対策」を主目的として考えた場合は、まず換気や湿度管理、窓そのものの性能確認が重要。
当社は窓環境に合わせたご提案を行います。
窓ガラスフィルムは、建物・ガラス種類・方角・使用環境によって適切な製品が変わります。
「本当にその用途に適しているのか」を重視し、過度な表現を避けながら、実際の効果と用途に合わせたご提案を行っております。
断熱フィルム・遮熱フィルムについてご不明点がございましたら、お気軽にご相談ください。