窓がユニオンジャックに!? 台風対策の養生テープ、そのままになっていませんか?
2026/09/09
こんにちは、Rossiです。
台風シーズンになると、窓ガラスに養生テープを貼っているお宅を見かけることがあります。
縦に一本。
横に一本。
さらに斜めにもペタペタと。
外から見ると……
「おい、ユニオンジャックじゃねえかよ……」
イギリス国旗のようになっている窓です(笑)。
テレビなどで台風対策として紹介されたこともあり、実際にやっている方も多いのではないでしょうか。
今回お話ししたいのは、
「養生テープを貼ってはいけません」
ということではありません。
問題は、そのあとです。
次の台風が来るから、そのままにしておこう
9月に台風が来て、窓に養生テープを貼る。
台風が過ぎた。
さて剥がそうかと思ったところで、
「でも、また台風が来るかもしれないな……」
確かにそうなんです。
台風シーズンですから、数日後、数週間後にまた台風が接近することもあります。
「だったら、このままにしておこう」
その気持ちはよく分かります。
そして次の台風が来る。
また次が来る。
気がつけば台風シーズンも終わり――
養生テープの存在そのものを忘れてしまう。
これが困るんです。
養生テープには長期間の屋外使用に適した「耐候性」がありません
一般的な養生テープは、そもそも窓ガラスに何か月も貼り続けることを目的とした製品ではありません。
ここで出てくるのが**「耐候性」**という言葉です。
耐候性とは簡単にいうと、
紫外線や熱、雨、温度変化などにさらされても、劣化しにくい性質
のことです。
窓ガラスフィルムは、窓に長期間貼って使用することを前提につくられています。
一方、養生テープは本来、一時的な保護や仮止めなどに使用するもの。
そのため窓ガラスに貼ったまま長期間日射を受け続けると、テープや粘着剤が徐々に劣化していきます。
半年も放置されていると、かなり厄介です。
ガビガビになった養生テープは簡単には剥がれません
新しい養生テープなら、
ペリペリペリ……
と比較的簡単に剥がせます。
ところが長期間放置されたものは、そうはいきません。
テープが硬くなって途中で切れる。
細かくちぎれる。
表面だけ取れて、粘着剤がガラスに残る。
いわゆる、
「ガビガビ」
になってしまうことがあります。
窓ガラスフィルムを施工する場合、この状態のまま上からフィルムを貼るわけにはいきません。
テープも、ガラスに残った粘着剤も、きれいに除去する必要があります。
これがなかなか大変なんです。
そして当社の場合――
作業スタッフがガラスから養生テープをきれいに剥がすのと、私がその後、作業スタッフの機嫌を直すのは同じくらい大変です(笑)。
外から建物を見て、窓がユニオンジャックになっていると、
「あぁ……」
と少しガックリする理由がお分かりいただけたでしょうか(笑)。
9月に貼ったなら、11月には剥がしてください
台風が一つ通過するたびに、
「すぐに全部剥がしてください」
とまで言うつもりはありません。
また次の台風が来る可能性もありますし、貼り直すのも大変です。
ただし、そのまま長期間放置することはおすすめしません。
分かりやすい目安として、
9月に貼った養生テープなら、11月には剥がす。
これくらいは覚えておいていただきたいと思います。
台風シーズンが終わったら、窓を一度確認してみてください。
すでに糊が残ってしまったら……
「この記事を読むのが遅かった……」
という方もいるかもしれません。
養生テープを剥がしたあと、ガラスにベタベタと粘着剤が残ってしまった場合には、以前コラムでガラスに残った糊の剥がし方についてご紹介しています。
なぜか当社ホームページでも非常によく読まれているページです(笑)。
最後にもう一度。
台風対策として養生テープを貼ったこと自体を問題にしているわけではありません。
ただ、役目を終えた養生テープは、忘れないうちに剥がしてあげてください。
お願いですから、ユニオンジャックのまま年を越さないでください(笑)。
-Rossi
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