ガラスサンドをフライパンで炒めた話 断熱性能比較試験 Vol.2 ~またしても思いどおりにはいきませんでした~
2026/07/20
こんにちは、Rossiです。
以前公開した「断熱性能比較試験 Vol.1」では、断熱フィルムの性能差を確認することができませんでした。
もちろん試験としては成立していましたが、私の中では少し引っ掛かるものがありました。
「試験方法を工夫すれば、もっと断熱フィルムの特徴が見えるのではないか。」
そんな思いから、Vol.2を行うことにしました。
Vol.1の反省点
今回見直したポイントは2つです。
① 熱源のエネルギー不足
Vol.1では加熱したガラスサンド250gを使用しましたが、熱容量が不足している可能性がありました。
そこで今回は500gへ倍増。
より安定した熱源を目指しました。
② 熱源の配置
Vol.1では、熱源(ガラスサンド)はグラスの底にあり、断熱フィルムの貼付面とは正対していませんでした。
断熱フィルムは遠赤外線を反射することが特徴です。
それなら熱源をフィルム面に正対させた方が、その性能を確認しやすいのではないか。
そう考え、試験方法そのものを変更しました。
やっぱりガスだよなー(笑)
熱源をどう作るか。
カップウォーマーなども試しましたが、最終的に選んだのは……
ガスコンロです。
やっぱりガスだよなー(笑)。
今回は、500gずつのガラスサンドを2器分、合計1kg準備しました。
フライパンで一気に加熱し、それぞれの試験器へ素早く移します。
ところが、この1kgがなかなかの重量。
しかも、均一に加熱するためにはひたすらかき混ぜ続けなければなりません。
フライパンを振るというより、
**「砂利を炒める筋トレ」**です(笑)。
見た目はまったく変わりません。
煙も出ない。
色も変わらない。
「本当に熱くなってるのかな?」
全然、手ごたえがありません。
そこで、ちょっとだけ触ってみました。
……
「あっち!!」
ちゃんと熱くなっていました(笑)。
見た目では全く分かりませんが、ガラスサンドはしっかり熱を蓄えていたようです。
いよいよ実験開始
熱源は1器あたり500g。
ガス加熱。
熱源はフィルム面に正対。
「今回はいける。」
そう思っていました。
ところが……
5分。
10分。
30分。
ん……?
ブランクガラスと断熱フィルム施工品の箱内温度に、大きな差が現れません。
「そんなバカな……。」
センサー位置を確認しながら測定を続けます。
そして格闘すること60分。
最後まで測定しましたが、
箱内温度は、ほぼ同じ。
ただし一つだけ違いがありました。
断熱フィルムを貼ったガラスの方が、外側表面温度は低いのです。
「ん?」
「じゃあ……」
熱はどこへ行っちゃったの?
今回も確認できませんでした
今回も、断熱フィルムの「断熱性」を私自身が納得できる形で確認することはできませんでした。
もちろん断熱フィルムそのものを否定している訳ではありません。
むしろ、私の試験方法では性能を十分に評価できなかったというのが正直な感想です。
実験というものは、期待どおりの結果が出ないことの方が多いものです。
だからこそ、うまくいかなかった結果も、そのまま公開する価値があると思っています。
もしこの記事をご覧になった方の中で、
「こういう試験なら断熱性能を確認できますよ。」
というアイデアをお持ちの方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。
もう一度チャレンジしてみたいと思います。
おまけ
最後に一番重要な実験があります。
「証拠隠滅試験」です。
フライパンを洗い、
コンロを拭き、
ガラスサンドは一粒も残さないよう掃除機をかけました。
試験結果は……
妻には一切気付かれませんでした。
この試験だけは、大成功です(笑)。
-Rossi
----------------------------------------------------------------------
高伸プランニング株式会社
住所 :
東京都足立区千住仲町19−2 ホワイトハイム 303
電話番号 :
03-5284-7680
東京の快適な室内環境づくりに断熱
----------------------------------------------------------------------

