「目隠ししたい。」それだけなのに。
2026/08/10
こんにちは、Rossiです。
今日は少し独り言です。
お客様から、
「目隠ししたいんです。」
というご相談をいただくことがあります。
一見、とてもシンプルなご相談ですよね。
でも実は、この一言だけでは、どんなフィルムをご希望なのか分からないことが少なくありません。
例えば、
「スモークを貼りたい。」
とおっしゃるお客様。
業界では「スモーク」といえば、グレー系の着色フィルムを思い浮かべます。
ところが、お話を伺ってみると、
「煙みたいに白っぽく見えるフィルム」
をイメージされている方も意外と多いのです。
また、
「ミラーにしたい。」
というご相談もよくあります。
メーカーでは、ミラーフィルムは「遮熱フィルム」というカテゴリです。
もちろん、それは間違いではありません。
実際に遮熱性能も高く、夏の暑さ対策にはとても効果があります。
でも、住宅のお客様とお話ししていると、少し違う景色が見えてきます。
私の感覚では、ミラーフィルムをご希望される住宅のお客様の半分以上は、
「遮熱したい。」
ではなく、
「外から見えないようにしたい。」
という、目隠しを目的にされています。
つまり、メーカーは性能で製品を分類し、
お客様は目的で製品を探している。
ここに、少しだけ言葉のズレがあるように感じています。
実は以前、メーカーさんへこんな相談をしたことがあります。
「目隠し用途に特化したミラーフィルムは作れませんか?」
現在のミラーフィルムは遮熱性能が高いため、ガラスによっては熱割れリスクが問題になることがあります。
そのため、本当はシルバーのミラーをご希望でも、安全性を優先してアンバー(琥珀色)のフィルムをご提案することもあります。
お客様も、「本当はシルバーがよかったんだけど…。」
と、少し残念そうにアンバーを選ばれることがあります。
私は、
「もし遮熱性能を少し抑え、その代わり熱割れしにくい目隠し専用のミラーフィルムがあれば、お客様の選択肢がもっと広がるのではないか。」
そんなことを考えました。
もちろん、メーカーにもメーカーの事情があります。
例えば東レの「PICASUS」のように、多層光学膜によって可視光だけを選択的に反射する技術は存在します。
しかし、技術的に可能だからといって、すぐに製品化できるわけではありません。
生産ロット、市場規模、採算性…。
メーカーが慎重になる理由も、私はよく分かります。
だから、これはメーカーへの不満ではありません。
ただ、住宅の現場で毎日お客様とお話ししていると、
「現場で聞こえている声は、まだメーカーへ十分には届いていないのかもしれない。」
そんなことを感じることがあります。
メーカーにはメーカーの景色があります。
現場には現場の景色があります。
そして、お客様にはお客様の景色があります。
その三つの景色が、もう少し近づいたら…。
もっと面白い製品が生まれるかもしれません。
今日は、そんなRossiの独り言でした。
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高伸プランニング株式会社
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東京都足立区千住仲町19−2 ホワイトハイム 303
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東京の住宅や店舗に合わせた目隠しフィルムをご提案。採光とプライバシーを両立します。
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