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<title>ブログ</title>
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<title>最近、シルバーフィルムをおすすめしにくくなりました</title>
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こんにちはRossiです。最近の現地調査で意外に多いのが、「外から見えないようにしたい」というご相談です。道路に面した窓やマンションの低層階では、昼間の目隠し性能を重視される方も少なくありません。そんな時、昔から定番だったのがシルバー系フィルムです。昼間は外から室内が見えにくくなり、遮熱性能も期待できるため、多くの建物で採用されてきました。私自身も長年取り扱ってきた製品です。ところが最近は、「実はその窓にはおすすめできません」とお伝えする機会が増えています。フィルムが悪くなったわけではありませんシルバー系フィルムの性能が落ちたわけではありません。むしろ現在でも優れた目隠し性能を持っています。変わったのは窓ガラスです。近年の住宅やマンションでは、LOW-E複層ガラスが広く普及しています。断熱性能や省エネ性能に優れた、とても高性能なガラスです。しかし、ガラスが高性能化したことで、フィルムとの組み合わせを以前より慎重に考える必要が出てきました。なぜLOW-Eガラスにシルバーフィルムが難しいのでしょうかLOW-Eガラスは、特殊な金属膜によって熱の移動を抑える高性能ガラスです。一方、シルバー系フィルムも金属層を利用して光や熱を反射しています。つまり、高性能な反射膜を持つガラスに、さらに反射膜を持つフィルムを組み合わせることになる場合があります。するとガラス内部の熱バランスが変化し、条件によっては熱割れリスクの検討が必要になります。もちろん全てのLOW-Eガラスが施工不可というわけではありません。ガラスの種類や構成によって判断は変わります。しかし、以前のように「目隠しならシルバーも有効です」と単純に提案できない時代になったのは確かです。昔より選択肢が減ったように感じることがあります私が業界に入った頃は、単板ガラスや一般複層ガラスが中心でした。当時はシルバー系フィルムも有力な選択肢の一つでした。ところが現在はLOW-Eガラスの普及が進み、以前なら施工できた組み合わせが難しくなるケースもあります。これはフィルムの退化ではありません。むしろガラスが進化した結果です。住宅の省エネ性能向上という意味では、とても良いことだと思います。ただ、目隠し性能を求めるお客様にとっては、選択肢が減ってしまったように感じる場面もあります。実は少し期待していることがありますここからは少し未来の話です。目隠し性能は欲しい。でもガラスへの負担はできるだけ抑えたい。そんな都合の良い技術はないのでしょうか。実は光学分野では、特定の波長だけを選択的に反射する技術が既に存在しています。人の目に見える可視光線だけを反射し、熱に関係する赤外線の影響を抑える。そんな考え方自体は決して夢物語ではありません。もちろん建築用窓ガラスフィルムとして普及しているわけではなく、コストや耐久性など様々な課題もあります。しかし、技術そのものは既に存在しています。私が業界に入った頃、LOW-Eガラスがここまで普及するとは想像していませんでした。だからこそ、こうした技術がいつか建築用フィルムにも応用される日が来るかもしれない。そんなことを時々考えます。ガラスは進化しました。次はフィルムかもしれません私は35年以上この業界に携わってきました。振り返れば、ガラスもフィルムも驚くほど進化してきました。LOW-Eガラスが当たり前になる時代が来るとは、若い頃には想像していませんでした。だからこそ、次はフィルム側の進化にも期待しています。目隠し性能。意匠性。そしてガラスとの相性。これらを高いレベルで両立できる製品が登場すれば、現在は施工をおすすめしにくい窓にも新しい選択肢が生まれるかもしれません。現地調査で、「貼りたいけれど、おすすめできません」とお伝えする機会が少しでも減ることを、ひとりの業界人として期待しています。Rossi
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<link>https://koshin-plan.jp/blog/detail/20260614214020/</link>
<pubDate>Wed, 24 Jun 2026 13:00:00 +0900</pubDate>
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<title>「ガラスにビニール貼ってください」</title>
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窓ガラスフィルムの仕事をしていると、時々ハッとさせられることがあります。以前、足立区のお客様からお電話をいただいた際、「ガラスが割れないようにビニール貼ってください」と言われたことがありました。おそらく「ガラスが割れないように」というのは、飛散防止フィルムのご依頼だったのだと思います。しかし、その後に続いた言葉は、「ビニール貼ってください」でした。一瞬、言葉に詰まりました。ビニール……。いや、確かに薄いし透明だけど……。そんなことを思いながらお話を伺ったのを今でも覚えています。しかし、後から考えてみると、お客様から見れば当然のことだったのかもしれません。私たちは当たり前のように「窓ガラスフィルム」と呼んでいますが、お客様からいただく言葉は実に様々です。・シート・シール・テープ・ガラスに貼る透明なやつ・ビニール実際にはこんな呼ばれ方をすることも珍しくありません。窓ガラスフィルムという言葉自体、まだ一般にはそれほど浸透していないのだと思います。施工後、そのお客様は仕上がりをご覧になり、「思っていたよりちゃんとしたもんなんだな」と仰っていました。おそらく最初は、透明なビニールシートのようなものを想像されていたのでしょう。ところが実際には、・紫外線をカットするもの・飛散防止性能を持つもの・遮熱性能を持つもの・防犯性能を持つものなど、目的に応じて様々な機能が付加されています。見た目は薄い透明なフィルムですが、その中には多くの技術が詰め込まれています。そんな経験もあり、当社ホームページではフィルム構成の模式図を掲載しています。もちろん、構造を細かく覚えていただく必要はありません。ただ、「透明なシートに見えるけれど、実は色々な機能を持った工業製品なんだな」そんなことを少しでも知っていただければ嬉しく思います。長年この仕事を続けていますが、今でもお客様から教わることはたくさんあります。業界の常識と、お客様の常識は違う。今回の「ビニール事件」も、そのことを改めて教えてくれた出来事でした。おじいちゃん、ありがとうございました。
Rossi
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<link>https://koshin-plan.jp/blog/detail/20260603110712/</link>
<pubDate>Mon, 22 Jun 2026 13:00:00 +0900</pubDate>
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<title>熱余韻 ～ 恋は終わっても、思い出とあの砂浜はまだ熱い ～</title>
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恋は終わっても、思い出とあの砂浜はまだ熱い。なんだか昭和の青春ドラマみたいですが、今回はそんな話です。よく晴れた、とても暑い日。午後になって雲が出てきました。さっきまで強烈だった日差しも弱まり、太陽は雲の向こうへ隠れています。ところが窓の近くへ行くと、なんだかムワッと暑い。直射日光は当たっていないのに、窓廻りだけがまだ熱を持っているような感覚です。私は以前から、この現象が少し気になっていました。太陽が隠れたのなら、暑さも一緒に消えてよさそうなものです。それなのに、なぜ窓際はまだ暑いのでしょうか。そんなことを考えていた矢先、先日行った透明遮熱フィルム比較試験で、ひとつ面白い出来事がありました。試験そのものは大成功でした。NANO70S、NANO80S、アンフェイド90、ブランクガラスを並べて温度変化を測定したところ、NANO70Sは非常に優秀な結果を示しました。ところがです。試験終了後、何気なくガラスを触ってみると、「あれ？」NANO70Sを貼ったガラスが妙に熱いのです。遮熱性能が高いことは試験結果からも分かっています。それなのに、なぜガラスはこんなに熱いのでしょう。本来ならここで試験終了です。ところが私は、この違和感が気になって仕方ありませんでした。そこで改めて、日射熱取得率や光学特性値を見直してみました。すると、ひとつ気付いたことがありました。日射熱取得率には、ガラスを透過した熱だけではなく、ガラスやフィルムが一度受け止めた熱が後から室内へ戻る分も含まれているのです。例えば、NANO70Sの日射熱取得率は約54％。そのうち約42％はガラスを透過した熱ですが、約12％はガラスやフィルムが一度受け止め、その後室内側へ戻した熱と考えることができます。NANO80Sでは約9％。私が現在注目している”HEATUNE”では約8％です。もちろん、これだけでフィルムの優劣が決まるわけではありません。NANO70Sは現在でも透明遮熱フィルムを代表する高性能製品です。今回私が興味を持ったのは性能の優劣ではなく、「熱はどこへ行ったのか」という部分でした。遮熱フィルムは熱を消しているわけではありません。透過する熱もあれば、反射する熱もあります。そして吸収された熱は、やがてどこかへ放出されます。私は長年、熱割れ計算にも携わってきました。その経験からすると、ガラスがどれだけ熱を抱え込むか。これは快適性だけでなく、熱割れを考える上でも無視できない要素です。そこで私は、このあとから戻ってくる熱に名前を付けることにしました。『熱余韻』お寺の鐘を撞くと、ゴーン……という響きがしばらく残ります。熱も同じです。日射を受けた窓面は、すぐには冷えません。しばらく熱を残しながら、ゆっくりと熱を放出します。そう考えると、以前から気になっていたあの現象も少し説明がつく気がします。よく晴れた、とても暑い日。太陽は雲に隠れた。それなのに窓際へ行くと、まだムワッと暑い。もしかすると、その正体の一部はガラスやフィルムに残った「熱余韻」なのかもしれません。今回の透明遮熱フィルム比較試験は、本来なら温度変化を確認して終わるはずでした。ところが私は、試験結果よりも気になるものを見つけてしまいました。NANO70Sのガラスが熱い。曇ったのに窓際が暑い。一見すると別々の現象ですが、実は同じ話だったのかもしれません。もちろん、熱余韻はメーカーのカタログに載っている言葉ではありません。私が勝手に名付けただけです。しかし、窓面で起きている熱の動きを考える上で、案外大事なヒントになるのではないかと思っています。高性能なフィルムを選ぶこと。それはもちろん大切です。でも私は最近、「どれだけ熱を止めたか」だけではなく、「熱がどのように残り、どのように消えていくのか」も気になっています。どうやら、この話はもう少し続きそうです。熱は窓面で呼吸している。そして、その呼吸には『熱余韻』があるのかもしれません。－Rossi
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<link>https://koshin-plan.jp/blog/detail/20260607123841/</link>
<pubDate>Wed, 17 Jun 2026 13:00:00 +0900</pubDate>
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<title>【プロが語る】窓の遮熱フィルムとヒートアイランド現象。なぜ「フィルムを貼る」ことが最大の環境対策になるのか？</title>
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<![CDATA[
こんにちはRossiです。今回はグローバルな視点でちょっとマジメにブログ書いちゃいます。「窓にフィルムを貼って室内を涼しくすると、その分、外が暑くなってヒートアイランド現象を悪化させない？」先日、遮熱フィルムのご採用にあたり、そんな鋭い質問をいただきました。【公務員の方でした（さすが！）】「ブログで回答します」とお約束したので、頑張って解説します。確かに物理のルールでは、室内に入れなかった熱は屋外へ移動しているだけ。しかし、窓ガラスフィルムのプロの視点から断言します。実は、「遮熱フィルムを貼ること」こそが、都市全体の環境利益（メリット）を最大化する賢い選択なのですよ。1.熱の「ポイ捨て」よりも怖いもの遮熱フィルムが熱を反射したり吸収したりして、屋外に逃がしているのは事実です。これだけを聞くと「外に熱を押し付けている」ように感じるかもしれません。しかし、都市を温める本当の「ラスボス」は、窓からの反射熱ではなく、エアコンの室外機から出る「強烈な熱風（人工排熱）」です。想像してみてください。フィルムがない窓：太陽熱がそのまま室内に侵入。部屋を冷やすためにエアコンがフル稼働し、室外機からは「電気を消費して作られた、猛烈な二次的な熱」が街中に吐き出されます。フィルムがある窓：窓際で熱を食い止めるので、エアコンは低電力で済みます。室外機から出る「人工的な熱」を根本からカットできるのです。2.「トータルの熱量」を減らすのが、本当のエコ。ここで重要なのが、街全体の「トータルの熱量」という考え方です。太陽から来る熱は、フィルムを貼ろうが貼るまいが、最終的には地面や壁に当たって熱に変わります。しかし、エアコンを動かすために使われるエネルギーは、使えば使うほど「本来そこになかったはずの熱」を街に追加してしまいます。つまり、遮熱フィルムでエアコンの稼働を抑えることは、「都市に余計な熱を生み出さない」という大きな環境利益を生み出しているのです。3.窓ガラスフィルムのプロが考える「三方よし」の遮熱対策フィルムを貼ることは、あなたにとっても、街にとっても、地球にとってもメリットがあります。あなたの利益：電気代が安くなり、熱中症のリスクが減り、快適に過ごせる。街（都市）への利益：室外機からの人工排熱が減り、ヒートアイランド現象の抑制に貢献する。地球への利益：消費電力が減ることで、発電時に出るCO2（二酸化炭素）を削減できる。まさに「三方よし」の環境対策。これが、窓ガラスフィルムのプロである私が自信を持ってフィルム施工をおすすめする理由です。まとめ：賢い選択が、都市の未来を守る遮熱フィルムは、単に自分の部屋を涼しくするだけの道具ではありません。<brdata-complete="true"data-copy-service-computed-style="font-family:Arial,sans-serif;font-size:16px;font-weight:400;margin:0px;text-decoration:none;border-bottom:0pxrgb(230,232,240);"data-processed="true"data-sfc-cb=""data-sfc-pl="|[]"data-sfc-root="c"jsaction=""jscontroller="Gy8rfb"jsuid="CuLFBe_3y"/>エアコンという「巨大な熱の発生源」を抑え込むための、最もスマートな環境防衛策なのです。「外を暑くしているかも」と心配する必要はありません。あなたがフィルムを選ぶことは、確実に街全体の温度を下げるための一歩になっています。今年の夏は、遮熱フィルムという「環境への投資」で、自分も街も心地よい涼しさを手に入れてみてはいかがでしょうか？（Rossiからひとこと）<brdata-complete="true"data-copy-service-computed-style="font-family:Arial,sans-serif;font-size:16px;font-weight:400;margin:0px;text-decoration:none;border-bottom:0pxrgb(230,232,240);"data-processed="true"data-sfc-cb=""data-sfc-pl="|[]"data-sfc-root="c"jsaction=""jscontroller="Gy8rfb"jsuid="CuLFBe_4f"/>反射熱が気になる場合は、低反射タイプのフィルムを選んだり、外側にシェードを併用したりすることで、さらに「周りへの思いやり」をプラスすることもできます。これこそが、これからの時代のプロの提案です。今回はなんかかっこつけすぎたかなRossi
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<link>https://koshin-plan.jp/blog/detail/20260509234129/</link>
<pubDate>Mon, 15 Jun 2026 13:00:00 +0900</pubDate>
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<title>断熱性能比較テスト始動 ～夏の砂浜が熱いのは、視線と恋だけじゃないんだぜ。～</title>
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こんにちは、Rossiです。先日の遮熱フィルム比較試験では、多くの方にご覧いただきありがとうございました。試験を進める中で、ひとつ気になることが出てきました。それは、「断熱フィルムは本当に熱を逃がしにくくするのか？」ということです。もちろん、メーカーのカタログには性能値が掲載されています。しかし実際に熱を蓄えた状態からどのように温度が変化していくのかは、なかなか見る機会がありません。そこで今回、断熱性能比較テストを行うことにしました。今回の試験で確認したいのは、熱源を止めた後の温度変化です。熱がどのように逃げていくのか。断熱フィルムによって違いは出るのか。まずは実際に見てみようと思います。試験装置も少しこだわりました。用意したのは、・ホウケイ酸ガラス製グラス・カップウォーマー・温度センサー・放射温度計そして、熱を蓄えるためのガラス製粒材(ガラスサンド）です。「なぜそんなものを使うの？」と思われるかもしれません。今回の試験では、熱容量を持たせるために使用します。夏の砂浜を思い出してください。日が傾いても砂浜が熱いのは、昼間に蓄えた熱をゆっくり放出しているからです。夏の砂浜が熱いのは、視線と恋だけではありません。砂もなかなか頑張っています。今回の試験では、この状態をできるだけ再現するため、左右同量のガラス製粒材を使用します。断熱材として使うのではありません。熱を蓄えた状態から、どのように温度が変化するのかを確認するためです。なお、この試験は製品の優劣を決めるためのものではありません。実際にどのような現象が起きるのか。そこから何が見えてくるのか。そんな視点で進めていきたいと思います。現在、ホウケイ酸ガラス製グラス、カップウォーマー、放射温度計までは到着しました。しかし最後の重要部品は、千葉県白浜より輸送中です。昭和40年代生まれの方には伝わると思いますが、現在は、バトルマリンが到着していないコンバトラーV状態です。完成まであと少し。最後の部品が到着次第、「れ～～～～っつこ～～～～んば～～～～い～～～～ん！」と共に試験を開始したいと思います。つづく。－Rossi
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<link>https://koshin-plan.jp/blog/detail/20260605211532/</link>
<pubDate>Wed, 10 Jun 2026 13:00:00 +0900</pubDate>
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<title>窓ガラスフィルム業界で相次ぐ価格改定。その背景について</title>
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こんにちはRossiです。2026年4月以降、窓ガラスフィルム業界では、各メーカーによる価格改定が相次いでいます。背景には、フィルム原材料価格の上昇に加え、物流費・エネルギーコスト・人件費など、さまざまな要因があります。さらに近年は、中東情勢の不安定化による原油価格や輸送コストへの影響も続いており、石油由来製品であるPETフィルムや粘着剤などにも、少なからず影響が及んでいます。こうした状況の中、各メーカーも価格維持が難しくなっているのが現状です。当社としても、できる限り現行価格を維持できるよう努めてまいりました。
しかし現在は、従来価格での維持が難しくなりつつあります。特に現場では、フィルムそのもの以外の部分でも大きな変化が起きています。たとえば施工時の養生に使用する「マスカーテープ」。以前は1個300円前後で入手できていた副資材ですが、近年は品薄状態が続き、一時的には1,000円近い価格で流通しているケースもありました。また、建築業界全体で職人不足が続いており、施工に関わる労務費も上昇しています。これらは表からは見えにくい部分ですが、実際の施工品質や施工体制を維持していく上では避けて通れない問題でもあります。消費者として相見積もりを取ることは、当然の経済行為です。
ぜひ比較・検討してください。「少しでも安く」
それは私自身も消費者として理解できます。一方で、工事サービスというものは、単純に“材料だけ”で成り立っているわけではありません。現地調査、ガラス確認、熱割れリスクの判断、フィルム選定、施工準備、養生、安全管理、施工後の対応――。価格には、そうした見えにくい工程や責任も含まれています。高伸プランニングは法人として運営しております。そのため、価格比較サイトなどでは、個人事業主様と比較して価格面で不利になるケースもあります。もちろん、価格が安いこと自体は消費者にとって大きなメリットです。ただその一方で、工事保険人材確保安全管理各種経費施工体制維持など、法人運営ならではの固定コストも存在します。こうした背景も、価格差の一因として少しでも知っていただければ幸いです。今後も当社では、単なる価格競争ではなく、建物条件に合わせた適切なフィルム選定リスク説明施工品質長期的な安心を重視したご提案を続けてまいります。物価上昇が続く時代だからこそ、価格だけでは見えにくい「工事サービスの価値」についても、少しだけ考えていただければ嬉しく思います。
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<link>https://koshin-plan.jp/blog/detail/20260523180021/</link>
<pubDate>Mon, 08 Jun 2026 13:00:00 +0900</pubDate>
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<title>「フィルムが浮いているので貼り替えたい」 → 現場にフィルムは貼ってありませんでした</title>
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見た目だけでは判断できない、合わせガラスのデラミネーション現象こんにちはRossiです。先日、サッシ業者様より「既存フィルムに泡が入ってしまったため、貼り替えを検討している」とのご相談をいただき、現地調査へ伺いました。画像は事前に送られてきたものです。たしかに見た目は、
「フィルムの浮き」や「剥がれ」に見えます。しかも事前情報として、・窓ガラスフィルム施工済み
・ガラス品種不明とのお話でしたので、私自身も最初は通常のフィルム貼り替え案件として現場へ向かいました。現場はタワーマンション。
部屋をぐるりと囲む大型の合わせガラスです。「これはかなり大きな貼り替え案件か…？」と思いながら確認を進めたのですが、現地でよく観察すると、そもそも窓ガラスにフィルムは貼ってありませんでした。発生していた「気泡」の正体は、
合わせガラス内部で発生しているデラミネーション（層間剥離）です。特に今回は、
ガラスジョイント部に沿うように症状が集中していました。一般的に、PVB中間膜を使用した合わせガラスでは、
シーラント材との相性や周辺環境など様々な条件により、
このような劣化現象が発生する場合があります。今あらためて写真を見返すと、
たしかにデラミネーション特有の見え方をしています。しかし、
事前情報と写真だけの段階で完全に判断するのは難しく、
実際に現地で確認して初めて分かることも少なくありません。この症状、
見た目はかなり「フィルムの浮き」に見えます。しかし実際には、
ガラス内部で発生している現象のため、
フィルムを貼り替えても改善はできません。つまり今回の結論は、「フィルムの不具合ではなく、そもそもフィルムは貼っていなかった」というお話でした。現地調査後は、
確認内容を写真付き報告書としてまとめ、サッシ業者様へ提出いたしました。フィルム施工店でありながら、
ガラス側の劣化現象まで確認・整理したことについて、
サッシ業者様にも大変喜んでいただくことができました。窓ガラスフィルム施工では、
フィルム単体だけではなく、ガラス構成を含めて確認する必要があります。高伸プランニングでは、
「とりあえず貼り替えましょう」ではなく、
まず現象そのものを確認することを大切にしています。なお今回はフィルム工事には至りませんでしたが、
後日、今回ご依頼いただいたサッシ業者様より別案件のご相談をいただきました。小さな現地調査でも、丁寧に対応すると、ちゃんと次につながるものですね。
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<link>https://koshin-plan.jp/blog/detail/20260527154720/</link>
<pubDate>Thu, 04 Jun 2026 13:00:00 +0900</pubDate>
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<title>HPを作り直したら、同業者さんの凄さが見えてきました</title>
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<![CDATA[
こんにちは<brdata-end="8"data-start="5"/>木村です
6月になりました。このブログも始めて2か月近く経ちましたので、そろそろ「木村」だけでは少し堅い気がしてきました。そこで今後は、普段から使っているハンドルネーム“Rossi”で書かせていただこうと思います。なんとなく、その方がカッコいいでしょ（笑）ちなみに本名は「きむらひろし」。“ひろし”→“Rossi”そんな感じです。呼びやすいですし、覚えていただきやすいかなと思っています。ということで、これからはRossiとして、窓ガラスやフィルムのこと、現場で感じたこと、時々どうでもいい話なんかも交えながら気ままに書いていきます。引き続きよろしくお願いいたします。さて、<brdata-end="28"data-start="25"/>以前よりも「窓ガラスフィルムのことを、できるだけ分かりやすくお伝えしたい」と思い、少しずつ内容を整理しています。そんな中、検索で上位に出てくる同業者さんのHPをいろいろ見ているのですが、これがなかなか勉強になります。<brdata-end="141"data-start="138"/>もちろん皆さんライバル会社さんでもあるのですが、「なるほどなあ」と思うことも多く、完全にお上りさん状態です（笑）同じ窓ガラスフィルム業界でも、本当に会社ごとに色がありますね。KOKOROさんHP全体の雰囲気がやわらかく、初めて問い合わせする方でも安心しやすい印象。<brdata-end="282"data-start="279"/>「なんか感じがいいな」と思わせる空気感って、実は簡単ではないんですよね。かながわフィルムさんご夫婦でお仕事されている雰囲気が伝わってきて、なんだかほっこりします。<brdata-end="370"data-start="367"/>こういう温かさは、理屈だけでは出せない魅力だなあと感じます。フィルムクラン（CRAFT）さん施工事例がとても丁寧。<brdata-end="434"data-start="431"/>「どんな悩みで、どう提案したのか」が分かりやすく、お客様にとって親切なHPだなあと勉強になります。スコープさん施工写真や全体の見せ方が洗練されていますね。<brdata-end="532"data-start="529"/>専門的な内容でも重たく見せず、すっきり伝えるのが上手だなあと感じます。LinkNextさん法人対応や施工実績の安心感が印象的。<brdata-end="602"data-start="599"/>「しっかり対応してくれそう」という空気がHP全体から伝わってきます。あおい企画さん地域密着の親しみやすさがいいですね。<brdata-end="668"data-start="665"/>大きすぎない距離感というか、「相談しやすそう」と感じるHPでした。ヨリ窓さん専門用語をできるだけ難しくしない工夫がされていて、初めてフィルムを検討する方にも分かりやすい印象です。ガラスフィルムドットコムさん情報量が豊富で、比較しながら検討したい方にはありがたい存在ですね。<brdata-end="815"data-start="812"/>用途別に探しやすく整理されているのも勉強になります。私はどうしても性能やガラスとの相性、数値の話を細かく書いてしまうので、こうした「分かりやすく伝える工夫」は勉強になります。同じ窓ガラスフィルムでも、会社ごとに考え方や伝え方が違っていて面白いですね。こうして見てみると、同じ「窓ガラスフィルム施工店」でも本当に会社ごとに色がありますね。HPを見ているだけでも、それぞれの考え方や仕事への向き合い方が伝わってきて、とても勉強になります。勝手ながら、いつかお話してみたいなあと感じる会社さんもありました（笑）高伸プランニングも、自分たちらしい形を少しずつ作っていければと思います。
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<link>https://koshin-plan.jp/blog/detail/20260514231629/</link>
<pubDate>Mon, 01 Jun 2026 13:00:00 +0900</pubDate>
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<title>遮熱比較試験、始めます。（続編） ～梅雨前線接近中～</title>
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遮熱比較試験、始めます。（続編）最大の敵は風でしたこんにちは、木村です。先日ご紹介した遮熱比較試験ですが、試験装置が完成し、いよいよ本番を迎える予定でした。今回のテーマは、「高領域UVカットフィルムに遮熱効果はあるのか？」です。試験体は、・ブランクガラス・アンフェイド90・NANO80S・NANO70Sの4種類。同条件で温度変化を比較する予定です。試験当日の天気予報は晴れ。最高気温31℃。絶好の試験日和でした。ところが、ここで予想外の敵が現れます。最大の敵は風でした試験装置を駐車場屋上に設置し、いよいよ試験開始。・・・のはずでした。しかし突然の強風。発泡スチロール製の試験装置は想像以上に軽く、飛ばされそうになる事態が発生しました。幸い、・ガラス無事・温度計無事・試験装置無事でしたが、安全を優先し試験は中止。風速10m前後では安定した比較試験が難しいことも分かりました。SKYHIGHGT、退役今回の結果を受け、発泡スチロール製試験装置初号機「SKYHIGHGT」は退役となりました。現在は耐風圧性能を向上させた改良型「SKYHIGHGTR」の開発が進められています。名前に深い意味はありません。たぶん。さらに追い打ちそして天気図を見ると、今度は台風が日本列島へ接近中。どうやら今回の遮熱比較試験、紫外線や赤外線より先に自然との戦いになりそうです。次回こそ本試験へということで、遮熱比較試験は始めます。まだ始まっていません。試験装置は完成。試験体も準備完了。SKYHIGHGTRも出撃待機中です。あとは晴天と微風の日を待つのみ。果たして、「高領域UVカットフィルムに遮熱効果はあるのか？」次回こそ、本試験です。（たぶん）信は力なり。Rossi「遮熱比較試験、始めます。（まだ始まってません）」前編はこちら
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<link>https://koshin-plan.jp/blog/detail/20260529152210/</link>
<pubDate>Fri, 29 May 2026 15:00:00 +0900</pubDate>
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<title>「貼ってあることに気づかれない」が一番うれしい仕事</title>
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<![CDATA[
こんにちは木村です2025年12月、江戸東京博物館改修工事に関連した、ショーケース用低反射フィルム施工に携わりました。最近リニューアルオープンされたこともあり、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。博物館では、主役はあくまで展示物です。そのため、ショーケースのガラスには「できる限り映り込みを抑える」という役割が求められます。照明や人影がガラスに映り込んでしまうと、展示物そのものが見えづらくなってしまうためです。実際、展示をご覧になった方の中には、「フィルムが貼ってあったこと自体、気づかなかった」という方も多かったのではないかと思います。でも施工する側としては、むしろそれが一番うれしかったりします。「フィルムの存在を感じさせない」それだけ自然に展示物をご覧いただけた、ということでもあるからです。実は“両面施工”しています今回のショーケースは、低反射フィルムを片面だけではなく、両面に施工しています。実はガラスの反射というのは、手前側だけでなく、奥側の面でも発生しています。一般的な透明ガラスでは、全体で約8％前後の反射がありますが、これは表面側・裏面側でそれぞれ約4％ずつ反射しているイメージです。そのため、片面だけ低反射化しても、もう片側の反射は残ります。展示用途のように、できる限り映り込みを抑えたい場合には、両面施工によってさらに反射を低減させることがあります。もちろん、すべてのガラスに両面施工が必要というわけではありません。ただ、博物館のように「展示物をできるだけ自然に見せる」ことを重視する環境では、こうした細かな積み重ねが意外と大切だったりします。数字だけでは分からない世界窓ガラスフィルムは、遮熱率やUVカット率のような「数値」で語られることが多い世界です。もちろん性能値も大切ですが、実際の現場では、何を主役にするのかどこまで自然に見せたいのかどんな空間を目指すのかといった部分まで含めて考える必要があります。今回の施工でも、「フィルムを目立たせる」のではなく、“展示物を自然に見てもらう”という考え方を大切にしながら施工を行いました。こういった経験も、今後の施工やご提案に活かしていければと思っています。ちなみに今回のショーケースには、青みの少ない高透過ガラスが採用されていました。一般的なガラスは、厚みが増すほどわずかに青緑っぽく見えることがありますが、高透過ガラスはその色味を抑え、展示物本来の色をできるだけ自然に見せやすい特徴があります。さらに、高透過ガラスと低反射フィルムを組み合わせることで、映り込みを抑えながら、より自然な見え方になっています。
もし今後、江戸東京博物館へ行かれる機会がありましたら、ぜひショーケースの“映り込み”にも少し注目してみてください。そのガラスには「存在を感じさせないため」の工夫が静かに込められています。※展示施設のため、施工写真の掲載は控えております。
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<link>https://koshin-plan.jp/blog/detail/20260519142333/</link>
<pubDate>Mon, 25 May 2026 13:00:00 +0900</pubDate>
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