「遮熱フィルム」は文字通り遮熱性能のあるフィルムを指しますが、最近は透明性の高いフィルムの人気が高く、「明るさ」も重要な選択要素のひとつになっています
一般に遮熱性が高いフィルムは暗くなり、明るいフィルムは遮熱性が低くなる傾向があります
「遮熱性能」と「明るさ」を両立させるフィルムが理想ですが、「明るくて遮熱性能が高い」という製品は非常に高価で、某大手メーカーの「透明遮熱フィルム」は掃き出し窓2枚でも10万円前後の費用がかかります
明るさは目で見て分かりますが、では、遮熱性能をはかる「ものさし」は何なのでしょう?
日本工業規格では遮熱性能を「遮蔽係数」という数値(3mmの透明ガラスの日射遮蔽を1.00とした場合の相対値)で示すことを規定しており、各メーカーともこの「遮蔽係数」により遮熱効果をPRしています。
ただ、この「遮蔽係数」がそのまま遮熱性能を示しているとも言いきれないのではないかと思っています
難しいお話になりますが、遮蔽係数は日射のエネルギー量の相対光分布から得られる重価係数を用いて数値を算出しているため、相対分布量が比較的低い赤外線波長域は数値に反映されにくくなっており、遮熱実証試験では同じ遮蔽係数のフィルムであっても異なる結果がでることがあります
つまり、数値だけではなく遮熱体感デモ器などで一度体感された方が分かりやすい!「理屈より体感」ということです
当社オリジナルフィルムを一度ご体感ください
東京のお客様のご依頼は、遮熱体感デモ器を用いてしっかりと分かりやすくご説明いたします